ご挨拶

当工房のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

はじめましての方も、そうでない方も、にこらと申します。

私は主に1930-1980年頃に生産されたクラシックカメラの修理・整備を行う傍ら、カメラや写真文化に関する会合の開催、資料調査、執筆活動などにも取り組んでおります。

修理という仕事は、壊れた機械を動くようにするだけではなく、その歴史や価値を次の世代へ手渡していく営みでもあると考えています。

そのため私は修理業務だけでなく、カメラに関する資料の調査や記録、執筆活動、愛好家同士が交流できる会合の開催にも取り組んでいます。日々の修理で得られた知見を共有し、失われつつある技術や知識を少しでも残していくことも、自分の役割の一つだと考えているためです。


クラシックカメラやセミクラシックカメラは単なる道具ではなく、それぞれの時代の技術や思想を伝える文化的な記録でもあります。そのため当工房では、故障箇所を直すだけではなく、そのカメラがこれから先も使われ続けることを意識しながら修理を行っています。

一方で、製造から数十年を経た機械である以上、部品の摩耗や材料の劣化などにより、すべてのご要望にお応えできるとは限りません。修理の可否や作業内容については、できる限り丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで作業を進めております。

品質維持のため受付件数を制限しておりますが、その分、一台一台としっかり向き合うことを大切にしています。